野球が上手くなる練習まとめ

野球が上手くなる方法をまとめています。

33歳、初動負荷トレーニング始める。

2022年シーズン終わりました。

前年度の成績が26試合72打数33安打で打率4割5分8厘。

ホームラン2本(ランニングホームラン)

出塁率5割1分2厘

盗塁21盗塁死2

打点28

でした。

今シーズンの成績は22試合55打数21安打で打率3割8分2厘。

ホームランは4本(1本はランニングホームラン)

出塁率が4割8分5厘

盗塁は10で盗塁死0

打点20

でした。

 

今年度は試合数が少なかったですが、打率、出塁率、盗塁数、打点が前年を下回りました。唯一の収穫はホームランは0→3本と増えたこと。そして盗塁死が無かったこと。

 

2020年オフに「走り革命理論」を和田賢一さんから学び、50mタイムが7.4→6.4へ。足が速くなったので、盗塁を仕掛けられるようになり、チームの盗塁王になりました。これは現役時代には考えられなかったことで、足はトレーニングの方法を知れば30歳をすぎても速くなることが分かりました。鈍足なのがずっとコンプレックスだった私にとって、この劇的な変化はもの凄く嬉しく、ただしんどかった「ダッシュ」が、「暇だったらやりたい」ことくらいにまでランクを上げてきました。コンプレックスを克服したことで、自信を持ってプレーできるようになりました。シーズンでは3塁打が打てるようになってきました。

 

2021年オフに「革新的投球パフォーマンス」に出会いました。高島誠さんのオンラインレッスンに入会し、140キロを目指してウェイトトレーニングや柔軟性トレーニングなどに取り組みました。すると球速が124キロ→136キロに。コントロールは相変わらず悪いので、ピッチャー当番は無くキャッチャーとして試合に出続けましたが、いままで刺せなかった盗塁を刺せるようになってきました。大会では、相手のランナーが初めて盗塁をした際に刺し、そこから一切走らなくなりました。31歳でも肩は強くなることが分かりました。

また、ウェイトトレーニングに加え、走り革命理論のスプリントトレーニングを年間通して継続したことで体のキレが維持され、打球の飛距離が伸びました。これにより、左中間最深部へのサク越えホームランが出ました。あと少しでバックスクリーンに入れれそうなレベルまで来ました。

筋力がパワーアップしたことで、飛距離は伸びたのですが、今期は打ち損じることも多く、打率を下げてしまいました。最後の大会は、実験として全打席でホームランを狙いましたが結果は10打数2安打。バットが遠回りをして引っ掛けたサードゴロがほとんどでした。まだまだ試合でホームランを狙って打てるレベルには達していません。コンタクト率と運動の再現性が低いことが打率を下げている原因だと思いました。

 

そこで2022年オフはイチローが行っている「初動負荷トレーニング」を始めることにしました。現在、始めて5回目ですが、明らかに変化したのが「柔軟性」です。特に、股関節の可動域がもの凄く出るようになりました。また、股関節を広げた状態で力を出す感覚を徐々につかめるようになってきました。これまで通っていなかった神経メカニズムが生まれ、脳から股関節へ一本の操作糸が作られた感覚になりました。

これまで意識しても動かせなかった左の股関節を思い通りに動かせるようになってきました。

このことで、投球の際に前足を着地して、上半身を開いていく際に前足股関節を動かさないで耐えられるようになり、頭のブレを抑えられる効果が現れました。まだ実際のボールを投げていないので分かりませんが、私の課題である「コントロール」を改善してくれそうな期待感があります。

バッティング面では正直どのように作用するか分かりません。股関節、肩甲骨の可動域が広がっていますから、スイングを始める局面で、より股関節をねじらせながらスイングできるかもしれません。そうなると、おそらくスイングスピードは上がると思われるので、バックスクリーン弾も近づいてくるかもしれません。また、神経メカニズムを刺激しているので、思った通りに体を動かせる身体操作性も向上していきます。このことが「再現性」を高める事に期待できます。また、ボールのコンタクト率を高めることも期待できます。

 

初動負荷トレーニングが野球のパフォーマンスにどのような影響を与えてくれるのでしょうか。来春がとても楽しみです。

 

今オフの目標値(2023年4月1日がゴール。残り3カ月)

・50mは6.4をコンスタントに出せる状態

・打撃練習でバックスクリーンへ入る状態

・ピッチングで135キロをコンスタントに出せる状態

・2塁送球で毎回ベース上に投げられるコントロール

 

33歳、まだまだ野球が上手くなります。