50m走で7.5秒が6.6秒になった練習方法。
こんにちは、田舎の草野球選手シーサーです。
さて、今回は「足が速くなる練習方法」についてまとめていきます。
結論としてはシンプルに
「走りの学校のメニューを100日間やった」
だけです。はい。これだけです。
これで50m7.5秒だったのが、100日間で6.6秒まで上がりました。
走りの学校って?
「走りの学校」とは、和田賢一さんが校長(社長)を務める会社です。
和田さんは、ビーチフラッグ世界2位の方で、足を速くするためにウサインボルト選手と練習をしていた方で、現在、日本各地に出向いて「正しい走り方(スプリントテクニック)」を普及されている方です。
和田さんは、現役プロ野球選手、プロラグビー、サッカー選手など一流アスリートの方の指導から学生まで幅広い方にスプリントテクニックを指導されています。
私は高校時代、足が本当に遅く、ダッシュを繰り返していましたが全く足が速くなりませんでした。野球は大好きでしたが、鈍足だったこともあり、大学進学時に野球を辞めました。
そのことがすごく心残りであったこともあり、野球を再開した28歳の時に「足が速くなる方法」についてネットで調べ始めたところ、「走りの学校」を見付けました。
講習会に参加してみた。
和田さんが普及員講習会を私の住んでいる県でしてくれるということで、指導していただきました。
指導の中で、私は「腰の位置が下がってしまう」という癖があることを教えていただきました。
それを改善するための練習メニューを100日間続けたところ、約1秒速くなったという訳です。
私がやったこと
私が足を速くするためにやったことは4つです。
①「走りの学校」Facebookコミュニティ(無料)に入った。
②「走りの学校」Youtube動画(無料)を見まくった。
③ 講習会に参加した。(有料)
④ 100日間、トレーニングを続けてみた。(少し道具を購入)
①「走りの学校」Facebookコミュニティに入った。(無料)
「走りの学校」のFacebookコミュニティでは、無料で練習メニューが公開されています。ステップ1から丁寧にまとめられているので、そちらを順番にやっていけば大丈夫です。私は、公開されている練習メニューの期間を縮めてどんどんいろんな種目をこなしていきました。
主に「アンクルホップ」をやりました。片足を上げて3回ケンケンした後、空中で足を入れ替えてまたケンケン3回してまた入れ替え・・・というメニューです。毎日100回くらい(所要時間5分)を平日に続けました。
土日になると、公園でミニハードルを使って「サイクリング」というトレーニングをやったり、50m走をタイムを計って走りました。時間にして1時間くらいです。
コミュニティ内では他のメンバーの方もいるのでモチベーションが上がりました。無料なので入って、体系化された練習メニューを知りましょう。
②「走りの学校」Youtube動画(無料)を見まくった。
Youtubeで和田さんが野球選手に指導されている動画を中心に見まくりました。元巨人の鈴木選手や、智辯和歌山高校、ヤクルトスワローズ、クーニンズ前沢さんなどに実際に指導されている様子を無料で見る事が出来ます。すごい時代ですよね。こんなに質の高い情報が無料で見られるようにしてくださっている和田さんに感謝です。
様々な動画を見ていると、色々な走り方のクセを持った選手にどう指導されているか分かり、自分に近い課題を持った人がどのような練習をすればいいのか分かります。
基本的な練習メニューはFacebookコミュニティーと同じですが、実際に生の人間を指導されているのを見ると、その練習メニューのポイントが明確になります。
私はスマホの動画編集アプリを用いて、自分のやるべき練習メニューをまとめたり、スクショをしてPDF形式にして、すぐに情報を見られるようにしました。こうすることで、「情報を探す」手間を省くことができて、迷うことなく「実際にトレーニングする時間」を確保することが出来ました。
情報がありすぎると迷うので、私は「アンクルホップ」は毎日やりつつ、他のメニューをオプションで付けながら飽きないようにトレーニングを続けました。
③ 講習会に参加した。(有料)
「走りの学校」は全国各地で講習会を行ってます。講習会とは「走りの学校」が提唱する「走り革命理論」を指導できる普及員を増やすための会です。全国各地に普及員がいるので、その方などが中心となって「練習会」が開催されています。
私も普及員講習を受講したので、自分の草野球チームや地元の中学生、小学生に「走り革命理論」をボランティアで指導しています。
指導をしてみると、色々な走り方の癖に出会うことになりますので、自分の中での「走り方」に関する理解が深まります。
講習会や練習会は全国で随時開催しているので、一度参加されると「自分の課題」が明確になるので、モチベーションを保つ上でもお勧めします。
④ 100日間、トレーニングを続けてみた。(少し道具を購入)
上記①~③で得た質の高い情報を基に、自分で続けられそうな練習メニューを100日間続けてみることにしました。
途中、肉離れ気味になったりして休んでいた時期があったので実際には140日間かかりました。ストレッチをあまりせずにやっていたのが原因です。
2020~2021年の冬の間に、この100日トレをやって7.5秒から6.6秒になりました。その後、夏は草野球の練習が中心になり、「走り革命理論」の練習はたまにやるくらいになりました。
そしてまた2021年~2022年の冬の間に第2回目の100日トレを始めました。
第2回目の初日が6秒8が最高で、5本の平均が7秒00でした。現在80日で5本の平均6.8になっています。6.6台も何本も出せるようになりました。100日目には6.5を切れると思います。
足を速くするために購入した3つの道具
① ミニハードル
② ストップウォッチ
③ 50mメジャー
- 価格: 1250 円
- 楽天で詳細を見る
この3点セットと100日トレーニングがあれば、足は約1秒速くなります。
内野ゴロがヒットになります。盗塁が決まります。
なにより、速く走れるようになると野球がもっと楽しくなります。
毎日5分くらいのトレーニングですが、質が高いので運動の習慣も身に付いて
心も体も健康に過ごせるようになりますよ。
大げさかもしれませんが、人生が変わります。
人の能力は無限大。
野球が上手くなった方法
現在私は32歳の軟式草野球選手です。
18歳で野球を辞め、その後28歳まで10年間野球から離れていましたが、
地元の草野球チームに入ったことをきっかけに野球を再開しました。
これまで4年ほど草野球をしてきましたが、どうせやるならと思い
Youtubeや野球のオンラインコミュニティに入って
どうすれば野球が上達するのか情報を得ては自分を実験台にして試すことを続けてきました。
すると、高校時代よりも格段にレベルアップしたのです。
各能力別でいうと
50m:7.5秒(高校)⇒6.6秒(現在)
遠投:85m(高校)⇒100m(現在)
球速:110km/h(高校)⇒136km/h(現在)
飛距離:90m(高校)⇒推定105m(現在)
となりました。
飛距離については、高校時代は硬式でホームラン1本しか打てませんでした。
もちろん道具の進化もあり、軟式でホームランを狙って打てるようになりました。ミート技術は確実に上がりました。
年齢を重ねたにも関わらず、野球が各能力で上達したことから、
正しい練習方法で取り組めば、野球は必ず上手くなることが分かります。
球速は伸び続けているので、140㎞/hには届くはずです。
田舎のただの草野球が好きな人間が
Youtubeなどで得た知識を生かして練習すればどのくらい上手くなるのか記録しておこうと思います。
目標としては、今年で33歳になるのですが
球速145km/h
遠投110m
飛距離120m(バックスクリーンにスタンドイン)
50m6.3秒
を目標にしていきます。
平日は仕事をしているので、
平日の夕方1時間、土日3時間ずつくらいの練習量です。
この世には色々な練習メニューがありますが、
「野球のパフォーマンス向上」に限った練習だけをすることが必要になります。
現在、野球の練習の知識量が増えたので、高校時代までに取り組んできた練習の中で、「野球のパフォーマンス向上」には直結しないものをやっていたことに気が付きました。ただ、メンタル面では鍛えられたという点では「意味」はあったかもしれません。社会人として生きていく中でメンタルも大切なので「無駄な練習」は無かったとは信じたいです。
このブログでは、メンタル面のための練習ではなく
純粋に「野球のパフォーマンス向上」のために何をすべきかについて発信していきたいと思います。
草野球選手に限らず、学生野球をしている人達がこのブログを見れば理論も実践も理解できるという情報を届けたいと思います。
私たちはインターネットのお陰で質の高い情報が誰でも手に入る時代にいるのです。
過去の歴史上このような世界にいた人間は存在しないので、過去の人間が感じていた「限界」をすでに多くの人が超え始めています。
ということは自分が過去の経験から感じていた「限界」の認識もズレているということです。世界はアップデートしているわけですから、自分もこれまでの常識や価値観をアップデートさせるべきなのです。
30歳超えて、野球がうまくなるわけないだろ⇒ネットのない時代の人の常識
30歳超えても、プロ野球選手になれるよ⇒ネット世界の常識
自分の中で得てきた知識や、人体実験結果を自分の中に留めておくのはもったいないので需要はあるか分かりませんが、公開しようと思います。いたって主観的に書いていきますので悪しからず。